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三谷和男先生のお話が佳境に達していた

小児漢方懇話会フォーラムでのツムラさんのランチョンセミナーの三谷和男先生の講演が佳境に達していた。生きててよかった、有楽町のよみうりホールからB2におりて先月アレルギー学会で行ったフォーラムの前まで行き京葉線の入り口がこんなところにあると思ったとこまでは良かった。そのあと何度か迷子になり丸善に到着したが会場に入るにはいったん外に出ないといけない雨が降っておりあいにくのお天気でまた迷子6Fにえれべたーで行きこれは間違いであると下に降りたらさっきいなかった案内の方がいた。それでやっと外に出て会場についたら森蘭子先生のご講演は始まっていた。よみうりホールを出たのは10時5分のことでブドウ膜炎の講演が始まったところでした。ランチョンセミナー開始前に演者の三谷和男先生と廊下ですれ違った、あー西川先生、とにっこりなさった、さすが漢方界のサラブレット。気品にあふれる。万病は一毒、薬もまた皆読なり、毒を持って毒をせむ、これ医の要道なり。人の日の陰陽和平をして春のごとくこれを常体とする。若し偏勝するところあればこれぞ病必ず性を害す。これをもってこれを毒という。(三谷和合先生曰く)病人さんは一人で生きているのではない診察室の所見だけで考えてどないする、そこには想像を絶する過酷な状況がある。正しく体を把握すること。今の状態に対して適切な薬を出すのは大前提です。本質はその先つまり何をどこまで治療対象とみるか。患者さんの話を聞いて治療は変わるか。どこまで治療対象か。ランチョンセミナーといえば眠い時間ですがこれだーとめはパッチリ開いてました。患者さんを生物的存在と考えるのではなく社会的存在と考えるのが漢方の良さです。ひとは決して一人では生きてゆけない。漢方は多様性をもって人をとらえる。