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水と湿濁痰飲

金原出版の標準東洋医学P75から78を眺めるとスーッとする記事が載ってました。湿濁痰飲は病邪の表現です。水は生理的状態では木火土金水の水。生理的水は津液邪魔物は湿。日本漢方ではすべて水。良いものも悪いものも見ず。病的な意味を明確に表すのが水毒、毒とは邪なり。毒は中医学では病邪が重大な時の用語です。強毒インフルエンザなどは毒です。津液の中で陽的なものが津、陰的なものが液。つまり粘ちようなのが液。世間のイメージの逆です。血管の中にとどまるのが液、外に出てくるのが津。体外に出ていくのが津、出ていかないのが液。理論で説明できる楽しい。言葉は文脈で変わるが一応語彙を増やすと理解が深まる。