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吉備漢方懇話会はとても有意義でした

吉備漢方懇話会を開催してくださるコタロー漢方製薬の広島営業所はたった5人の精鋭部隊だそうです。数々のご著書をお書きになっている小山誠次先生の講演をきくためお城まつりのよさこいでにぎわう姫路を後に岡山駅前に行きました。小山誠次先生は著書が多いのですが嫌な顔されずに購入した小山誠次先生の著書に一緒に勉強していきましょうとサインを書いてくださいました。しかし、漢文を読み込んでおられるようで古典にいかなる記載があるという目から鱗の話をなさいました。小山先生のお話はご著書に書いてあることが中心なので講演内容がレジュメなしでも復習しやすい先生だ。3回シリーズ一回目ですが合から始まる安中散から話が始まり桂枝湯類の変法をいっぱいお話くださいました。小山誠次先生はエキス製剤の話なので奥は深いが理解できたら東洋薬行だろうが三和生薬だろうが取り寄せさえできたら使える方剤なのがあり難い。逆ザヤ生薬が増えて保険診療の中で姫路で刻み生薬を処方するのは無理だと思います。今でもウチダ和漢堂のコウイMや当帰末は逆ザヤです。柴胡桂枝乾姜湯で今日は終わりました。柴胡桂枝乾姜湯は長らく処方してません。聖光園細野診療所の坂口博先生が報告された鳩美の圧痛が重要だそうです