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漢方薬の服薬指導は誰がする

講演会で坂崎弘美先生に向けられた質問は院外処方で漢方薬を処方して漢方薬の服薬指導をだれがするか。調剤薬局で服薬指導をするとなると遠くのや局に処方戦が飛んだ時の対応が大きな問題となる。坂崎弘美先生は院内で看護師と二人で服薬指導をされているそうです。混ぜて味を変えて漢方薬を服用しやすくするには保護者の理解力とさらなる説明が必要である。漢方薬を処方しても服用できるとは限らない子供だけではなく大人も一定の割合で服用できない人がいる。そして高齢者には嚥下力の問題がある。混ぜて漢方薬を服用できるようにする指導は手っ取り早い。ミロに混ぜてココア味にするのはとても簡単です。からいあじならアンパンマンカレーに混ぜる。坂崎弘美先生のようなきめ細かな発想の展開と実行力は私にはない。子供さんはお母さんが漢方薬大好きかどうか。混ぜるのみならずクッキーやハンバーグを作るなんてなかなか料理好きでないと無理。漢方は2財までにしないと査定される。私と子では社会保険の査定が目立つ。無下に多剤処方ができない。飲めないから方剤を変えてくれと言われても保険で査定されるから無理というしかない。出せば出すほど逆ザヤになる内田のこういM生薬末など保険で漢方薬を処方するのが難しい時代になってきた。錠剤かカプセル以外飲めない人もいる。