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1960年代の食事に戻ろう

昨年姫路にも講演に来られた漢方を使う皮膚科医の講演をもう一度三ノ宮で聞きました。アトピー性皮膚炎がない時代の1960年代の食事のお話をされていた。1960年代の食事とは焼くか煮るか魚がメインでみそ汁と酢の物がついて白い米飯というイメージです。魚のEPAやDHAには未知の可能性がある。なかなか意識を高めないと魚の油を撮ることはできない。毎日テレビで報道される栄養学の内容は偏りがある。しかしながらその報道内容には偏りがある。もともと今のようにアトピー性皮膚炎はなかった、アトピー性皮膚炎はいろいろな因子が絡んで発症する。姫路の小児科医は家から畳が減った、イグサの使用が減ったからアトピー性皮膚炎が減少していると唱えている。このような1600kcalの日本伝統の食事をとればアレルギーは減少するはずだとおっしゃてました。マルチファクターでアトピー性皮膚炎は発症する。ギリシャ語のATOPOSはSTRANGEの意味と理解している。アトピー性皮膚炎患者さんが入院する機会は減っている。しかし入院すれば標準治療ができているかどうかの確認ができる。食事を変えるのは難しいが薬よりも有効だそうです。