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にきびの漢方治療

ニキビ跡を残さないのが漢方診療のみならずにきび治療の目的とされている。今の日本の保険診療ではにきび瘢痕に対する治療はない。その前に手を打つ必要がある。保湿剤を使ってお肌をきれいにして短期間抗菌薬を使い、BPOこと過酸化ベンゾイルで維持する。デュアック配合ゲルはその添加物に保湿剤が入っている。だから有効、さらにはピーリング効果があるBPO配合だからダラシン耐性菌が生じにくい。BPOはかぶれが怖い。ひと月ぐらいはかぶれが怖い。ダラシンゲルが40パーセントも耐性になっているから使われている。あれやこれやと悩むのがにきび,顔だから見えるから。漢方薬で時々アッと改善がみられる。芍薬の入った漢方、黄耆が入った漢方というのがよい。一般には清上防風湯や十味排毒散がCでエビデンスレベルが高い。男性は漢方薬のほうが利くという方が多い。男性は漢方薬だけを希望する。あちこち手を出すのは良くない。副作用の原因もわかりにくい。