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兵庫漢方医学談話会から一週間

先週、兵庫漢方医学談話会へ行ってきました。忘れては覚えの繰り返しの人生、患者さんに漢方薬を処方して合わなければ一期一会。仏の顔も3度までというが2度目で何か良いことがないと3度目はない。最初は大騒動だが最初を乗り切れば信頼を築けるのが加味逍遥散といわれているそうです。辛夷末は鼻炎にとても効くというお話を以前から聞いています。話を持ちかえり調剤薬局の薬局長に辛夷末を処方できるように協力してほしいとお願いに上がりました。生薬関係はすべて逆ザヤの世界でできるだけ刻みは使うな、でないと調剤薬局が撤退するというの常識になっている。演者の先生も辛夷末を院外処方から院内処方でだしているとのことでした。調べていただいたら粉砕には辛夷はけば立っているから粉砕機がいるそうです、そんなこと言ってなかった誰でもできる雰囲気のお話でした。心からがっかりしました。大分で医師会の要職につかれている織部和宏先生は生薬の問題についてルミナリエ開催中の神戸町で元町で御講演の最後に語られました。エーザイのの認知症のアデュカヌマブは生物製剤ですがこれが保険適応になったら間違いなく漢方薬は保険はずしになる。米国のバイオジェンと日本のエーザイの株価が上がった。