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スイニー錠の使い方

今日は満席の姫路キャッスルホテルでスイニー錠の使い方についての講演でした、スイニー錠は朝1錠そして夕方2錠がおすすめということでした。スイニーは今日の講演ではもっと強力だとのことでした。私は元気が出る漢方薬を朝5グラム、夕方2.5グラムをお勧めしています。スイニー錠を4錠分ニで使うと強力なDPP4阻害薬になる。胃腸障害で食欲が落ちるのもプラスに考えましょう。IGTなどは胃腸の動きが亢進している。ベテランの糖尿病では胃腸の蠕動が落ちている。わたくしが思いますに漢方の世界の胃熱とは胃の蠕動運動の亢進なんだ。糖尿病に漢方薬はなぜ効かないのとのご質問が多い。嵩いじゃが出るものは西洋医学で対処するようにしています。痩せる漢方薬を欲しいとご来院になる方は後を絶たない、糖尿病があり痩せたいなら高インスリン血症の改善にSGLT2阻害薬が良い。血糖値で食前30mg/dl食後で70mg/dl下がると以前講演会で聞きました。日本人2型の糖尿病では夕食前にインクレチン製剤を服用するのが良いとのことでした。今日の話ではWEEKLYDPP4阻害薬はHbA1cのさがりが弱いとのことでした、たった1時間の講演でしたので3階で喘息のお話を聞いて帰ってきました。明日は早朝から大阪です。早く休みます。