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舌をみる

見る診療を視診といいます。舌をみることを舌診と東洋医学では言います。下の表が赤いか白っぽいかそして青いか紫色か。そして舌の上には白い苔がついているか黄色い苔かその黄色はたばこやコーヒーの染苔か舌質が大きいか小さいか歯痕があるか。剥苔があればどこがはがれているか。地図状舌は地図のように苔がはがれています、これは気陰両虚に見られます。舌の前方は体の上部舌根は体の下方つまり腎とか下半身に当たります、最近味覚異常や低亜鉛血症に関心を持っています。漢方診療では基本となる脈診と舌診。地図状舌にもいろいろな部位で剥苔があります。亜鉛が低いとノベルジンしかないと思います。ただしお金のことを言われると保険適応外の胃薬プロマックになります。味覚異常症って考えられない世界です。舌をひっくり返てして裏側を見ると舌下静脈が2本見えます。お血では怒張蛇行がみられます。先日舌下静脈が3ぼんある方を見かけました。お血の方は細絡が体にいろいろなところに見られます。最近プラセンタの注射が非常に人気です。40歳から60歳ぐらいまで保険適応があります。美容目的は自費です。保険適応は更年期障害です。