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葬儀から一夜明けて

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昨日の葬儀に伴う臨時休診におきましては多大なるご迷惑をおかけいたしました。申し訳ございません、今日から診療いたします。悲しみの中、心にぽっかり穴が開いております、MRさんはできるだけしばらく静かにしていてください。医師がいない状態や無診療投薬は禁じられています。皆様ご理解いただけたようでほっとしています。この6年間西川和典に対して一生懸命つくことはできませんが頑張ってきました。クリニックでの仕事以上に西川和典に対して訪問診療を頑張ってきました。しかし食事が誤嚥性肺炎を起こすため摂れなくなり急激に進行する腎性貧血に血液製剤を投与するも追いつきませんでした。しかし有料老人ホームの看取りでしたので管漬け医療にはなりませんでした。管は最後まで二本でした。最後は手足の末梢からのルート確保が困難になり鼠蹊部から留置針を入れました。私が久しぶりに放射線科時代に行っていた手技が役立ちました。できることはかなりやりつくした。しかし貧血が急に進行しすぎた。ただ一週間後2週間後に死亡したら比叡山延暦寺からお導師をお呼びしたり円教寺からお参りいただくことも難しかったと思います。一週間前なら私はきゅうびょうセンターで働いていました。死ぬ日は8月5日しかなかった。わざわざ選んだと思います。最近始めた訪問診療で西川和典から学んだことは今後生かしていきたいと思います。皆さまご多忙の中暑い中ご参列賜りましてありがとうございました。お父さん長い間さらにはいろいろありがとうございました。