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適応外使用

4月から製品名が入った文具を配ってはいけません、医薬品の最近適応外使用が厳しくなっています。適応外使用とは日本でさらに保険で認められた薬の使い方ではないことです。舌下免疫療法でまだ発売されていないシダトレンの舌下錠、抗IgE抗体のゾレアを気管支喘息ではなくアレルギー性鼻炎の治療に用いることなどです。学会前から聞いてはいましたがアレルギー学会のブースには厚生労働省のGメンがいるとのもっぱらの話でした。7月から広告規制も入る、1ページの25パーセントしかグラフや表は入れてはいけないとか医師のコメントを入れてはいけないとか。さらには一般の方に展示会でお配りする例えばプリン体の表に自社の名前を記載してはいけない。医療機関で配るのは会社名をいれることは良いそうです。7月からさらに製品説明が型通りのものになるようです。創薬をやめた日本企業まで出てきました。導入品をうるということでしょう。医療費抑制が変な方へ行っているような気がします。高分子の製品、ips細胞関連、バイオシミラーなどで寡占されるんでしょう。側鎖を変えて新薬の時代は終わりでしょうか。