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カバノキ科とハンノキ科

今血液検査のメーカーさんお薬屋さんなどにお願いしてブナ目について文献をお持ちいただき読みまくっている。カバノキ科とハンノキ科には共通抗原がある。同じブナ目だから当たり前です。ブナ目にはカバノキ科カバノキ属、ハンノキ属、クマシダ属、アサダ属、ハシバミ属ブナ科ブナ属、コナラ属クリ属シイ属マテバシイ属があるそうです。大豆アレルギーにはもやしも含まれます、水分が多い豆乳や豆腐、湯葉が大人の大豆アレルギーで注目されています。シラカバやハンノキは大豆摂取により経気道感作による食物アレルギーを起こします。従来から行われている大豆のイムノキャップでは成人で陰性になることが問題でした。特に水分量が多い豆乳が原因とされるOASが注目されています。花粉症と野菜果物アレルギーは密接な関係です。花粉を吸入するとIgEが産生されタンパク構造が似たものを摂取すると症状が出ます。OASやPFSでは六甲山のオオバヤシャブシは有名です。カバノキ科と関係するPFSはバラ科やナッツ類です。北海道や長野ではシラカバが多いですが、ハンノキは全国どこでもあります。意外と知られていない花粉症です。