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肺は嬌臓

今日も大阪で関西系統中医学講座に参加してまいりました。基礎理論編も残すところ一回念願の皆勤賞が見えてまいりました。朝は6時に起きて大阪へ二日続けてまいりました。五臓の肺のお話でした。肺は華蓋のような臓腑である。華蓋のような臓腑とはどんな臓腑か?お姫様が被った布のような臓腑という意味です。諸臓が覆う位置にあり蜂巣のようにむなしい。そして息を吸うと大きくなり吐くと小さくなる。こんな話は系統中医学講座ではされません。肺はバッファー・バリア・外殻・天蓋と系統中医学講座ではされています。肺は水の上源というよりも水の上限というべきであるとのお話でした。肺は百脈を朝ずといわれているが肺は百脈にちょうずが正しいと思うと新しい説を唱えられました。いつもながORIGINALITYが素晴らしい。医師なんて特に開業医はすべての患者さんに同じ話ばかりしていることが多いが本当に素晴らしい。肺の方剤は腸管にも応用できるしまた皮膚の病気そして鼻の病気にも応用できる明日からまた新しい視点で頑張ろう。近年ルミナリエ開催中の日曜日も新快速がさほど混雑しなくなりましたね。