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菊花

漢方薬で菊の花は重要です。日本のせんじ薬では黄色のキクの花が用いられます。釣藤散に医療用では菊の花が入っています。菊の花は甘い苦いそして微寒です。菊とクコは対薬で明目作用をパワーアップします。秋はキク科の花粉症の季節です。しかし今採血で調べると皆さんキク科のアレルギーでなくハウスダストアレルギーです。生薬の菊花には3つのものがある。よういんへいかんつまり養う力が強い白菊花、解毒作用が強い野菊花、ちょうど中間の抗菊花があります。抗菊花は黄色の花です。白菊花は甘みが強い。そして肝腎の陰虚を補います。養う薬とは滋陰養肝つまりは肝腎陰虚を養陰します。日本へ主に輸入されるのは抗菊花です。清肝明目祛風の働き中心です。一昨日は法事で菊の花がいっぱいです。白い菊の花がきれいです。白い菊は養う力が強い。