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君臣佐使

昨日、関西系統中医学講座で君臣佐使について久方ぶりに学びました。君臣佐使の方剤は六味丸と八味丸です。君薬は主薬です。ところが八味地黄丸は桂皮と附子が君薬で、六味丸は沢瀉・茯苓が君薬になる。六味丸と八味癌で全く変わってしまう。最近は2001年の系統中医学講座のテキストを机の横に置いています。図表も今と違い白黒です。しかし、私が一番脂がのっていた時代の系統中医学講座です。私だけではありませんが関東人は皆さん目から鱗という言葉で質問欄に投稿されていました。私自身が六味丸を買い御してから全く使っていません。私は車の運転もしないしゴルフもしない、余生はいっぱい勉強してゆっくり漢方診療がしたい。しかしいつまで漢方薬を保険で処方できるかわからない時代が来ています。レセコンで確認すると百数十の漢方エキス剤を調剤薬局においていただいています。そして錠剤やカプセルが多くおいてある。せっかく朝6時に起きていったが素晴らしい話なのによく居眠りしてしまった。昔は寝ることなかったのに年です。大阪府薬剤師会の認定研修会に関西系統中医学講座が選ばれたためかやたら女性が多く案外会場は空いてました。きっと薬剤師の先生方が多いと思います。7月は急病センターの当直です。7月の三連休は東京の品川で小児漢方懇話会、飯田橋で系統中医学講座、日本橋で眼科臨床実践講座の三つの会が重なっています。系統中医学講座発症の地お茶の水から飯田橋に変わった元祖系統中医学講座に振り替え受講する予定です。飯田橋は周辺に何もないから昼休みが退屈です。