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スギ花粉症が原因のアレルギー性結膜炎

スギ花粉によるアレルギー性結膜炎はもう発症している人も多いと思います。今年は正月明けから結構痒いとのことで受診されます。今年は元旦以降暖かい日が続いたからでしょうか。スギ花粉症の国民的損失は大きい。だからか?私のクリニックではシダトレンを用いた舌下免疫療法を行う人はみんな続けている。風邪と書いてふうじゃと読むのが漢方薬の世界です。ふうじゃは同じアレルギーであるリウマチ関連疾患の原因でもあります。患者さんから漢方薬の説明書に咳とか痰と書いてあるとおしかりを受ける。痰の仲間には痰邪・飲邪・湿邪がある。必要以上の涙も鼻水も邪である。そんな説明していたらいくら暇な医療機関でも回ってゆかない。そりゃそうだ、2000年の歴史においてアレルギー性鼻炎などという病名はずいぶん後のことです。昔、カモガヤアレルギーが知られていないころ5月に変な風邪がはやることが話題になりました。風邪症候群とアレルギー性鼻炎は似ています。漢方薬も昼間に飲みやすいのはカプセル・錠剤であることは明らかです。一日18錠であろうと錠剤なら飲むという人は多い。しかし顆粒なら飲めるんですという方もおられる。