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慢性好中球性気道炎症

かつては炎症といえば赤い、腫れる、痛い、熱を持つが4徴でした。現在はサイトカインプロフィールで説明できる現象が炎症です。ドライアイも糖尿病網膜症も炎症です、そしてアイケルビス点眼液や抗VEGF抗体が応用されています。このような時代にクラリスロマイシンは慢性好中球性気道炎症の保険適応を取得しました。気管支ぜんそくは好酸球性炎症なのであまり効果がなく好中球性気道炎症であるCOPDに良く効くそうです。RAも30パーセントが慢性気道炎症を有しさらには2次感染の予防としてクラリスロマイシンは有効だそうです。どんどんミクロの研究が進んでいくことだろう。ONEAIRWAY ONEDISEASEと申します。気管支ぜんそくも好酸球性炎症から好中球性炎症の合併が明らかになっている。特に難治性喘息では難治性の原因は好中球性炎症であると考えられるようになってきている。