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フラッシュバックと漢方薬

フラッシュバックといえばと漢方薬といえば神田橋処方です。神田橋処方は鹿児島の神田橋譲治先生が作られた処方です。神田橋処方をパニック障害の方に処方することは少なくない。調剤薬局の薬剤師さんも気づいいていないが桂枝加芍薬湯と四物湯が基本で弁証して変法しています。社交不安障害にSSRIが保険適応となりました。パニック障害の漢方治療はどうでしょうか。高速道路に行くとパニックになるそうです。甘草は急迫を治すとされます。普通なら頭を冷やす意味で必要な生薬です。四物湯は補血の方剤、桂枝加芍薬湯は桂枝湯のシャクヤク二倍の方剤です。これがどんな意味があるのかよくわからない。しかし過去のトラウマを思い出すことが減るまたはなくなる。心療内科の医師の講演の後質問で神田橋処方についてどうですかというのが出ました。講師は大学で准教授まで務めた医師だがまだ一回しか使ったことがない。あまり明確に桂枝科芍薬湯と四物湯を合法することの意義は公表されていないそうです。