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再生医療にはお金がかかる

再生医療を普及させることは日本の国家プロジェクトです、加齢黄斑変性症での臨床応用がなされましたが維持費などを考えるとおひとりで5000万円かかるそうです。全国の如何に多くの施設で再生医療に取り込むかが費用を下げる決め手です。人工透析を減らす決め手もIPS細胞です。透析を受ける患者さんがなんと30万人、年間1.5兆円にも及ぶそうです。腎臓ではアステラス製薬ががんばっているようです。いまは効果はES細胞(胚性幹細胞)でもⅰPS細胞でも大きく変わらないようです。病気や事故で失われた組織や臓器を回復させる再生医療。再生医療はお薬の治験とは少し違うと先端医療病院の高橋政代先生が講演の中でお話になっていました、それはPHASE3を経ずに短期間で承認が得ることができる。再生医療では日本が世界最速で承認される制度になっている。薬の知見は日本は遅いといわれていたのに再生医療は国家プロジェクトのようです。漢方薬は冷遇されているのね。眼科は主治医になれない診療科であるためこのままでは眼科医は減少していく。再生医療で眼科が世界をリードしていけば眼科脂肪の研修医が増えるかもしれない。