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脾と胃

五臓の脾と六腑の胃についてです。ふつう脾虚は現代医学における胃腸が弱いことです。西洋医学では胃で初期の消化を行うと考えますが東洋医学ではいは腐熟機能を行います。胃の働きは4つに分けられます。受納・腐熟・化生・通降の4つです。通降とは下向きに食物を動かすことです。胃気不降とは本来下向きのベクトルで食べたものが下りていくのに下りない状態です。ゲップ・嘔吐・はるような痛みです。腐熟とは消化されることです。東洋医学では脾胃とまとめます。脾は運、胃は化です、運化と化生の意味です。化生は消化の意味です。アヒルの便つまり泥状便は脾の異常です。急性の水様便は小腸性の便です。胃の下痢は不消化便です。脾の下痢は腐熟はされているが脾で吸収されないことを意味します。脾は吸収するすることが働きです。胃は受納腐熟できないから食欲不振に至る。食べられる食べられないは受納つまり胃の問題。腹が減らないは脾の問題です。食物をとってすぐの症状は受納、通降は食物が入って一定時間後の症状です。脾は統血作用等があり単なる胃腸の強弱ではありません。このブログは東京の本社からもご覧いただいいているそうです。約10パーセントが東京からのアクセスです。