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飛蚊症と漢方薬

漢方薬で飛蚊症を直してほしいという人は少なくない。大きな硝子体混濁が見えている人が飛蚊症を漢方薬で何とかしてくれとお越しになりました。弁病では肝腎陰虚だと思います。こりゃ硝子体混濁を硝子体出をして取り除く以外無理ではないかと思った、遠路はるばるお越しになったので漢方薬を処方しました。眼科漢方では特殊な処方があるわけではありません。ただ引経薬的な生薬を加えるのが中医学の教科書の処方です。生薬を自費で買って煎じていただくのも一つです。混合診療すれすれの行為です。生薬を保険で処方することがほとんど不可能になっています。保険でせんじ薬を出すと売れたら売れるほど赤字ということでもうかれこれ何年保険で処方箋をお出ししていないのでしょうか。わたくし自身ですが、昨日の午後から飛蚊症が出現しています、本当に一匹の蚊が飛んでいます夜になってから暗いところでは光視症つまり花火が見えます。上から下へと花火は見えます、一匹なら大丈夫と患者さんにはお話しています。散瞳検査をだれかにお願いするか?悩んでいます、おそらく後部硝子体剥離が起こったんでしょう。両眼私の眼にはLASERで格子状変性がガチガチに焼いているはずです。