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ニキビの漢方治療を併用しよう

最近蒸し暑いので普段は暖める漢方薬を処方している人にも冷やす漢方薬を処方している。それが面白いようにはまっている。石膏で中焦つまり胃の中を冷やすと水分を摂取する量が減る。すると今まで舌診で白貳苔だった人が薄白苔になる。最近ニキビの漢方治療がうまくいっている。もちろんBPO、クリンダマイシン、アダパレンの外用はしています。漢方薬をいかに使いこなすかです。意外とニキビの女性には便秘がない。男性もニキビ特に面皰が気になる人が増えている。ニキビの原因はアクネ菌です。アクアチムローションのようなキノロンを使用すると耐性菌がすぐにできる。そこで登場したのがベピオゲルですが急性期に単独では難しい。さらにはだらしんとBPOでデュアック配合ゲルです。ニキビを漢方薬で治療するとなると保険適応では4つの方剤に分けられます。桂枝茯苓丸加ヨクイニン、荊芥連翹湯、十味敗毒湯、清上防風湯があります。これ以外にも私はいくらでも使っているが保険適応の問題があります。しかしお若いニキビの方には漢方薬の錠剤やカプセルが人気をよんでいる、粉を飲めなくてもニキビは漢方薬でかなりきれいになる。