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珈琲と病気

最近、患者さんが私、糖尿病だからコーヒーを飲まないといけないのよ。と言われることが増えています。コーヒーはあくまでも嗜好品で珈琲はある種の病気の発症を予防する。コーヒーに含まれるクロロゲンと言われるポリフェノールが血糖値を下げる。カフェインがエネルギーを熱で放出させて脂肪の蓄積を減らす。一日に珈琲を3から4杯飲む人はほとんど飲まない人に比べリスクが24パーセント低かったとの報告があります。抗ひー豆を煮るほどクロロゲンやカフェインが減るそうです。あくまでも嗜好品良いことばかりではありません。カフェインの大量摂取は流産や胎児の発育を悪くする可能性があります。カフェイン含有量はウーロン茶150mlで50mg、煎茶150mlでカフェイン30mg、ミルクチョコ100mgでカフェイン20mgあくまでこれらはし好品です。カフェインが配合させた薬があるが習慣性があるように思います。○○にカフェインというのは肝炎に小柴胡湯というのと同じ原理です。コーヒーでリスクが上がる病気は心臓病、腎不全、緑内障、などです。すべてバランスです。