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ニキビをなかから治療する

ニキビの患者さんの内服薬は漢方ぐらいになるのが日本の現状です。海外では難治性ニキビに用いる西洋薬があるそうです。ことしになり尋常性ざ瘡の古くて新しい治療薬つまり海外ではOTCで用いられるが登場しました、更に尋常性ざ瘡に新しい治療薬つまり配合薬が登場しました。BPOが発売されましたが耐性菌ができない治療ということは劇的に効くのではなくずっと続ける治療のようです、つまりデユアック配合剤は急性期12週以内そのあとはBPOが良いかと思います。難治性ざ瘡には日本では薬がないそうです。ざ瘡を体の中から治す、言うは易く行うはがたし。にきびを中から直すつまりアクネ菌を殺す抗生物質はいま日本では保険適応があるものは6種類しかありません。ミノマイシンには実は保険適応がありません。ルリッド、ファロム、オラセフ、クラビット、オゼックス、スパラだけです。耐性菌の頻度的にはエリスロマイシンが一番多くテトラサイクリンそしてミノマイシンのようです。キノロンはすぐに耐性菌を作ります。クリンダマシンとBPOの大きな違いはピーリング効果です、塗る場所はにきびができている場所ではなく今はにきびができそうな場所です。