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RED EYEとPINK EYE

RED EYEはJAPANESE ENGLISHです、PINK EYEが正しいそうです。COMPROMISED HOSTで困っている方が包括化医療の病棟にいる、いるとしたらどうするか。レボフロキサシン1.5点眼液が全く無効です。そうなるとどうなるか。院内感染のもとになるといけない。ペニシリン系のサルぺリンはもう発売中止です。結膜嚢そして眼脂の培養、まずはセフェム系のベストロン点眼液を使っています。次はバンコマイシンやアミカシンを自家製剤で点眼する予定です。PK/PD理論で考えますとレボフロキサシンのようなキノロンは頻回点眼を行う必要がない。むしろ高濃度つまり内服なら500mgを一度に投与する。点眼液なら1.5パーセントを用いる、さらに頻回点眼はしない。ここがセフェムやペニシリンと異なるところです。ベストロン点眼液なら頻回点眼は有効です,キノロンやアミノグリコシドは濃度依存性で長い時間依存性殺菌効果ですから頻回点眼は不要です。ペニシリンやセフェムそしてカルバペネムは短い時間依存性殺菌効果と時間依存性です。更にはバンコマイシン、マクロライド、テトラサイクリンは長い時間依存性殺菌効果がある。