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腰痛

業務上疾病で一番多い疾病はずっと腰痛です。そして腰痛には2012にガイドラインまで登場した。一生の中で腰痛は83パーセントの方が経験するということがわかりました。仕事に支障をきたす腰痛が新たに発生することの危険因子は腰痛既往歴、持ち上げ℃動作が頻回、職場での対人関係のストレスが強いことです。仕事に支障がない腰痛が仕事に支障をきたす腰痛に悪化したり慢性化することの危険因子は20K議場の取り扱いに従事、前屈、仕事に対する満足度が低い、上司のサポート不足、日常生活や仕事に支障をきたしやすい経験がある人が家族にいるなどが挙げられている、つまり腰痛とメンタルは大いに関係ありそうです。更に新規の腰痛の発生には毎週60時間以上の労働も関係あるそうです。更に新しい常識としてMRIなどの画像診断はほとんど腰痛の原因を証明できないということです、つまり、腰痛持ちでも画像診断には異常を認めないことがある。更に基礎疾患のない非特異的腰痛患者に画像診断を行っても治療結果はよくならないそうです。ぎっくり腰の医学的命名は腰椎捻挫、腰部挫傷などであります。労災ではぎっくり腰は多いようです。自院以外で働くと気分転換になります。