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漢方薬のおかげです

最近、気候不順のため風邪とか肩こりといってお越しになる方が増えている、私のところには咳が内科で吸入をしても止まらないとか,かぜとの自己診断でお越しになる。ありがたいことです。漢方薬のおかげでいろいろな分野を勉強しないといけない。西洋医学を知らないと漢方薬は出せない時代が来ている。証がどうのこうのと言っても仕方がない。風邪と書いて東洋医学ではふうじゃと読む。めぐるものがふうじゃである。ふうじゃは関節リウマチの邪です。言い換えると風寒湿邪がリウマチでは多い。漢方薬が西洋医学で受けないのは関節リウマチではカゼの薬は全く違う、一方、東洋医学では祛風湿薬が関節リウマチの薬になります。5月26日から東京でアレルギー学会です。5月28日は木曜日で患者さんが多い日ですが休診です。関節リウマチのアレルギーです。ただ関節リウマチが特異なのは内科と整形外科にまずは分かれリウマチ学会という学会があることです。TNFアルファ製剤など高価な生物製剤が発売されアレルギー学会がなくてもリウマチ学会があればよいのです。昔は漢方薬希望のリウマチ患者さんがいっぱいいた。今は訴訟になる。漢方薬では10年後の関節の変形が予防できません。MTXです。漢方薬の世界には内科も小児科もない。