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白虎加人参湯と黄連解毒湯

白虎人参湯には錠剤があるから使いやすい。黄連解毒湯にはカプセルがあるから使いやすい。白虎加人参湯と黄連解毒湯では熱を冷ますのがどのように違うかお分かりですか。黄連解毒湯も白虎加人参湯も体の熱をとる薬です。石膏と知母が主薬です。石膏で実熱、知母で虚熱を裁きます。熱にもいろいろありますが石膏と知母は中でも温病の気分の熱です、黄連解毒湯はもっと深い熱を裁きます。上焦・中焦・下焦の全身の熱です。白虎湯は石膏と知母で衛気営血の気分の熱を取ります。黄連解毒湯は黄連、黄檗、黄笒でそれぞれ上焦・中焦・下焦の三焦の熱を裁く。つまり黄連解毒湯は全身を冷やす薬です。三黄瀉心湯ではなく黄連解毒湯で下痢をする人がいるのはなぜか・冷えるのでしょうか。黄連解毒湯は苦寒の薬を集めた方剤ですから長期不可です。私はどちらかといえば頓服で用います。さあ今からお迎えです。毎日雨の天気予報です。姫路駅前に行きます。今日は学校検診で疲れました。先週は兵庫県ではトライアルウイークがあるので今週は学校検診が多い。