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成人発症肥満合併喘息

重症喘息について勉強しました。重症喘息の一つに成人発症肥満合併喘息があります。lateonset obese asthmaと表現されます。成人発症肥満合併喘息はBMI40ぐらいのなぜか女性に多いそうです。炎症所見に比べ症状が強いそうです。非アトピー性で女性に多いそうです。好酸球性炎症やアトピー性素因が少ない。横隔膜の拳上つまりFRCの低下が見られる。血清CRPやFIBRINOGENの上昇があり全身に炎症所見を見る、マクロファージ活性所見として血清CD163の上昇がみられる。治療としてBMIが下がるつまり減量です。成人発症好酸球性喘息は好酸球性副鼻腔炎と発症機序が似ており好中球性副鼻腔炎とは異なりステロイドの全身投与を行う治療法です。肥満がらみですので体重コントロールが一番の治療だそうです。いろいろ喘息の薬に配合剤が登場している。何が一番良いのでしょう。