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分子標的治療

分子標的治療は一つのものしか効かない。ある意味抗がん剤のイレッサと似ています。今臨床応用される分子標的療法が抗IgE抗体です。先ほどもアレグラFXを薬局で購入されていました。今の日本ではアレルギー薬は規制緩和の対象になっている、では今後アレルギーの世界はどうなるのでしょうか?分子標的治療に入っていく予定です。アレルギーの原因をサイトカインプロフィールからその患者さんに合ったものを一つだけに絞り込みます。何らかのマーカーを用いてタゲットを絞り治療することになると推測されます。抗IL5抗体、抗IL13抗体、抗IL17抗体、抗TSLP抗体などの開発が進んでいるようです。まさに治療の個別化です。ぺリオスちんという物質がバイオマーカーになるかもしれないようです。