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系統中医学と日本漢方と中医学

系統中医学は中医学ではないと御高名な土方康代先生がおっしゃつたのが忘れられません。系統中医学を中医学と言ってしまっては仙道先生のオリジナリテイが消えてしまう。こんなん中医学違うと怒って帰った医師がいたからそのような発言になったと思います、質問しても丁寧に惜しげもなくいろいろ丁寧に答えて下さる。日本漢方では気血水をきけつすいと読みます。中医学では気血津液と呼びます。漢方薬や東洋医学の話を聞くとき漢方用語の違いを見れば流派が分かります。そして陰虚という用語も中医学か日本漢方の鑑別に役立ちます。日本漢方では陰証で虚証を陰虚と言います。中医学では陰が虚している状態を陰虚と言います。虚実も同じです。体力の虚実は日本漢方の概念です。中医学で因という物質が欠損することが陰虚です。日本漢方では陰証で虚証を陰虚といいます。仙頭先生の系統中医学、わすれられません、初めて仙頭先生の話を岡山衛生会館で東洋医学会の岡山県部会で聞いたときのことが、さっぱりわからない。どこにもない5つの層構造の話の中の出店の心の存在の話。すべての熱源は心が大本で腎を支える。その年から系統中学講座がお茶の水スクエアで始まった。生理学に基づく独自の理論いらすとを作るだけで大変です。