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NOAC

抗血栓療法は大きく変わった、しかし眼科で保険適応と医賠責を考え使える薬といえばアスピリンとワーファリンになる。その効果は低用量アスピリンはワーファリンに劣ります。ワーファリンは4ポイントに働きます。網膜にも血栓ができる。網膜中心静脈閉塞症と網膜中心動脈閉そく症です、あとAIONもありました。昔ならPTINRを見たいと思ったらあるいは納豆クロレラを好まない人ならワーファリン、アバウトなら100mg前後の少量アスピリンを投与します。今は脳出血と消化管出血のリスクがあがるので薬価が高い新薬を心房細動には使っている。つまり、心房細動なんて見ることがない眼科では新しい凝固の薬を使ってはいけない、もし脳出血が起こった時医賠責から外れてしまう。予防接種などの自費診療も医賠責の適応がない。カルシウム拮抗剤とARBとβブロッカーどれが血圧の変動が少ないか、私が聞いた講演ではカルシウム拮抗薬です。凝固因子のⅩを標的とした薬が3剤ある。絶えずWEBで講演会をしている薬です。さらには今後プロドラッグが出るそうです。しかしこれらのお薬は目の中の血栓には用いることが保険診療ではできません。2011年3月プラザキサ、2012年4月イグザレルトそして2013年2月エリキュースさらに今年の年末トロンビンを阻害する薬が登場する。台風が去り外が明るくなってきましたね。