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網膜症の医師を診察する

医師を診察することは嫌だ。近くの開業医の先生、昔の同級生緊張する。今日は休みですがある医師から夕方飛蚊症を見てほしいといわれています。先週は急病センターだった。今日は日曜日もっと休日を作らないといけない。つい先日はブログにも書きましたが医師の糖尿病網膜症の黄斑病変の相談でした。視力は1.0あるのに自信を無くしとられました。変視症や中心暗点も出現している。刑務所の壁の上を歩いているようなものです。この医師こそもっと休憩しないといけない。血糖手帳を見るとBG60から80の時がしばしばみられる。無症候性低血糖です。医師なのに低血糖に対する知識が少ない。HbA1Cが8ぐらいだそうです。黄斑浮腫に対して低血糖は致命的である。片眼は黄斑近傍に硬性白斑が瀰漫性に見られた。ランタスを20単位うっておられた。Rでもっと細かく調節すればよいのになあとおもった。心電図や採血ぐらい自分ですればよい。私なんか研修医の間心電図はすべて自分でとった。赤ちゃんの採血のすべて自分である。小さな赤ちゃんの採血や点滴に成功した時看護師さんがみんなわがごとのように喜んでくれた。本当にうれしかった。採血が下手なのは目が悪いからではない。血管を探るのは指です。変視症があっても指で血管を探るものである。