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眼科に未来はない

多くの眼科医が眼科に未来はないと考えている。最近、新臨床研修システムが始まり大学病院の眼科に研修医が5人もいないのが当たり前となっています。私の時代は10人以上いた。多くの診療科目のなかで眼科って診療報酬が下から3番目だそうです。これといった指導料がなく話をいくら聞いてもお金にならない。内科でも皮膚科でも指導を行えば診療報酬になる。だからゆっくり話を聞くわたくしのところには固定した方がおこしいただける。日本の医療は流れ作業で検査をしないと儲からない。今回の診療報酬改定でも白内障以外の手術特にレーザーは大きく下がった。眼科狙い撃ち、さらに白内障手術を守るため他の手術料は軒並みダウンしています。眼科医会の幹部で日本医師会の幹部が参議院議員に立候補して通ったのに眼科は未来がない。私も過疎地にゆき漢方内科をやってみたい。なぜ漢方眼科化、医師会の力です。兵庫県では日本の子午線明石で医師会の力は変わるようです。眼科には機会が高いという致命的な弱点がある。更には指導料のような発想がない、そこに抗VEGF抗体の出現で他の保険点数が削減されている。眼科医の子供は眼科を選択しない。