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療養型病棟

療養型病棟は原則マルメです。しかし輸血、胃透視、注腸、CT等はマルメになっていません。なぜでしょうか?輸血は処置ではありません。検査はマルメです。胃透視、注腸、CTは検査ではなく画像診断です。医療区分2か3でないとなかなか入院できないのが療養病棟です。医療区分1は介護施設並みに保険点数は抑えられています。医療区分1の人を多く入院させると経営難に陥ります。これが昔と違うところです。介護保険制度ができ介護と医療に分かれてしまった。医療が必要な人しか入院できない一方介護度が高い人は介護施設へ入所することになる。入院中の他科受診が大変難しくなっている。入院中にその病院にない診療科を受診すると入院中の病院は入院料の8割の減算そして特殊診療科の診察費を負担することになる。更にお薬代は1日分の未詳できる。後は入院中の病院の負担になる。お薬の不安が思い方は長く入院できません。多くの医師が思っていると思う。介護保険制度ができる前の方がよかったなあ。そして病院が社会福祉法人を創設し介護に手を出している。一般人が思うほど入院は簡単ではない、私は入院保険はほとんど入っていません。働かなければお金が出る保険のみだと思う。介護施設では胃瘻枠というのがある。胃瘻を作ってしまったら介護療養病棟でないとなかなか入院できない。IVHが入れば医療区分3となり医療療養型病棟に入院しやすくなる。今は出来高払いの入院というのはほとんどありません。今の医療制度ではなかなか老後の居場所ありません。