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メトフォルミン

糖尿病でヨ-ロッパのガイドラインにおけるファーストチョイスは安価なビグアナイドだそうですが日本では高価なDPP4阻害薬がファーストチョイスです。私が学生時代にはビグアナイドは危険な薬との教育を受けました。DPP4阻害薬はアシドーシスにたいする配慮がないので忘年会シーズンは楽です。LACTIC ACIDOSISは怖い。ビグアナイドのリスクは腎機能低下、飲酒、感染症などのシックデイです。乳酸アシドーシスの症状はノロウイルスのように嘔吐・下痢だそうです。若い人には安価なビグアナイド、高齢者にはDPP4阻害薬という話を講演で聞いた。さらに四月には糖尿病の新たな薬6社から3剤がでてくるようです。眼科は検査の診療科ですから薬の占める比率が低い、しかし眼科用抗VEGF抗体の注射の出現に伴い薬剤費があがっているそうです。生活習慣病の薬は雨が降っても風が吹いてもなくてはならないものです。点眼液で絶対やめてはいけない代表は緑内障のお薬です。メトフォルミンの代表メトグルコはいち錠10円市内安価なお薬です。ヨード造影剤を用いるときは前後2日つまり5日間はビグアナイドは休薬です。しかし、最近風邪、ノロウイルス、インフルエンザウイルスのおかげでより一層暇です。