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食べて治す食物アレルギー治療

経母乳感作や経胎盤感作食べるから食物アレルギーになる。じゅらいの常識でした。しかし完全人工乳でも卵アレルギーは起こる。そこに茶のしづく石鹸事件が起きました。経皮感作という考えです。」そこでまだガイドラインに掲載されるほどではありませんが食べて治すアレルギー治療とか新しいアレルギー治療とかいう記事や講演を聞かれた方はおられますか。食物負荷テストを行いながらしだいに増量するというこれまでと逆の治療法です。今まではできるだけ食べないことが食物アレルギーの発症につながるというものでした。講師の栗原和幸先生は急速経口耐性誘導つまり経口免疫療法を考案し2007年から実践されているとのことでした。アレルギー学会専門医のための講演会でしたが一般の方も入場できたようでした。栗原先生の講演時には人が増えていました。今まで食物アレルギーの講演といえば除去と誤食予防とされていましたが食物負荷テストを行い卵牛乳小麦ピーナッツを食べるというチャレンジでした、日本では茶のしづく石鹸で経皮感作が一気に注目を浴びました。卵、牛乳、ピーナッツ、小麦において栗原先生は急速経口耐性を誘導することに成功されておられるそうです。遠く神奈川での話です。