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ぎっくり腰と芍甘黄辛附湯

なんかよくわかりませんがここで風邪薬もらって効いた人もいるし何とかならないかとぎっくり腰の方がお越しになりました。エアーサロンパスや湿布、筋肉を緩める漢方薬を処方しました。今思えば芍甘黄辛附湯を処方すればよかったなあと思います。漢方エキス製剤なら芍薬甘草湯と麻黄附子細辛湯あるいは芍薬甘草湯と大黄甘草湯を合わせて処方する。芍薬は筋肉を緩める。便秘傾向なら大黄甘草湯、冷えがあるなら麻黄附子細辛湯がお勧めです。温めるか便から瘀血を排泄するか?製薬会社により産地も違えば分量も違います。冷やすか温めるか。微妙なところです。暑いがみんなクーラー攻め絶対に仕事を休めないと自己管理するしかありません。最近冷え症の人に冷やす漢方薬を処方している。なぜか?あっためると余計に水分摂取が増えて悪循環に入るかもしれないと思うからです。誰しも初めから熱をとると冷飲に慣れてしまうからです。あっためる湿布と冷やす湿布どちらがよいか。今の時期ならほっておいてもあっためることになるのではないかと思います。放置しても汗が出るからです。辛温解表と同じです。クーラーで冷やすのはよくないとわかっていても冷やしてしまう今日この頃です。