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うつ病と点滴

めまいがするとかやたら血圧を気にする人がいる。更には対処法として血圧を測ってくれとあるいはずっと血圧を気にして電話がかかる人がいます。そして主訴「点滴」という人もいます。これらは隠れうつの可能性があるのだそうです。スエーデンの最近発表でうつは脳卒中リスクを高めるが冠動脈リスクには関係ないそうです。明らかにおかしな患者さんがいます。双極性障害?それよりも自己診断が熱中症と思っている人に心不全が多いとの記事を読みました。わたくしのクリニックにも主訴熱中症がおられBNPを採血でチェックしてみました。70もありました。以後できるだけ点滴は行わないようにしています。相変わらず[口が渇く]と繰り返されますが市内の総合病院でも診断がつかなかったそうです。うつ病といえば不眠、倦怠感等が有名です。双極性障害ではハイテンションの状態で受診されることもあります。最後にベンゾジアゼピン系の睡眠薬は30日飲んだら依存性形成につながるそうです。ステロイド内服薬のプレドニンやプレドニゾロンは20mg3週間で副腎機能を抑制するそうです。またトータル1000mgを超えるとサプレッションが来るそうです。何がよいのか悪いのか?昨夜も自宅の電話が23時以降になっていました、点滴を過度に希望する人はうつかもしれない。