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NCTとOCT

NCTとOCTはいずれも緑内障と関連があります。NCT緑内障とは眼圧が高いというだけで緑内障として過剰に診断し治療すること、OCT緑内障はOCTのGCCでレッドつまり網膜が薄い状態を何でもかんでも緑内障とすることです。OCTでGCCが赤く映っても下垂体線種等目の病気ではないことがあります。NCTとOCTはどちらも画期的な検査です。しかし、簡単に操作できる代わりに過剰に診断してしまう可能性があります。NCTはノンコンと呼ばれ非接触で眼圧を測定する機器です。OCTは光干渉測定検査あるいは眼底3次元検査といいます。眼圧は血圧と相関関係はなく眼圧は家庭では測定できません。眼圧は午前中に一番高い値を示すことが多いが午後や夜間に最高値を示すことも多い。眼圧は目の硬さです。OCTの普及により黄斑疾患や緑内障を早期に発見できる可能性があります。NCTは簡単に眼圧が測れますが患者さんが目を閉じれば高く測定値がでます。NCTは簡単ですが図る人により測定値が異なります。レーシックをすると眼圧は低く出ます。緑内障になった場合より良いコントロールができているのと勘違いされます。