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消費税と診療

保険診療だけを行っている医療機関では消費税には縁がありません。保険診療以外を行うと消費税を払う羽目になります。最近、電話が鳴りやまない。麻疹風疹混合ワクチンをうけたいんですがどうしたらよいですか?こんな電話ばかりです。あまり予防接種をすると消費税を納める額が増えます。コンタクトレンズを販売しすぎると消費税が増えます。なぜなら、売り上げに対し消費税がかかるからです。ふつうつまり所得税は利益に対し税金を納めます。しかし、売上高に対して消費税がかかります。最近心から思っています。自費診療とコンタクトレンズ販売はそこそこで。コンタクトレンズで角膜にキズが入ったときに来ていただく保険診療の患者さんも大切だ。時代です。世の中何でも値段で決まる。確かに昔コンタクトレンズが高価だったころはレンズの度数が合わなくとも高いから使い続けなければならないというのが上司でした。いまは頻回交換レンズになり度数が変われば簡単にレンズを変更できる。私のクリニックは花粉が飛べば来る患者さんでいいではないか。コンタクトレンズは他で購入されたらよい。病気を見るのが医師という職業である、コンタクトレンズが目にあっているか、角膜障害やアレルギーが発生してないか?これが医師の仕事です。漢方薬飲みたい方大歓迎です。今年ンコンタクトレンズ学会は7月に大阪で行われます。アカントアメーバ感染症やカラーコンタクトレンズ問題が演題として取り上げられるようです。世の中の変化です。東京で中央線の特急に乗るとコンタクトレンズの広告が多かったのは何年前でしょうか?クリニックのはじめてのコンタクトレンズ患者さんはすっかりへりました。しかし去って行かれた方も、度数が変化した時、おかしいかなというこちらのクリニックへお越しください。それにしても消費税がこわい。そしてママ友の口コミもこわい。西川クリニックの平均点数は金厚生局が公表しているのと同じ点数です。標準的医療です。