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多治見疫学調査報告書

医学系の学会はいって良いことなど少ないが今日は緑内障学会から一通の郵便が届きました。岐阜県多治見市で最近といっても2000年ですが多治見疫学調査報告書が届きました。多治見疫学調査は日本が世界に誇る緑内障の疫学調査です。個人情報保護法は2003年に施行更には2005年全面施行ですから大変な努力であったと考えられます。多治見スタデイの報告書で残念なのはOCTが普及していなかったことです。いまならOCTを撮影し解析されるが10年以上前のものがやっと解析されるとはびっくりです。感度と特異度をご存知ですか?感度は陽性的中率、特異度は陰性的中率をさします。FDT弟子や検査をスクリーニング弛緩度55パーセント、特異度が92パーセントで意外や意外早期緑内障にはFDTは役に立たなかったそうです。やはり眼圧25mmHg以上では要注意です。進行が速いことさらに有病率が急上昇することが問題点です。眼圧は計ってみないとわかりません。時に小児の発達緑内障を発見できることもあります。緑内障には関係ありませんが男の子の色覚検査一度は受けていただきたいです。春休みですがわたくしのクリニックは大人の方中心です。夢のようです。姫路に帰ってきたときは90パーセント子供ですよ。大人の方はきませんよと〇〇Sに言われました。そういえば○○Sの人やめたのかなあ。〇〇Sと同じ会社の担当MRさん毎年変わっています。毎年担当者が変わっていてはあかんでしょう。