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よく効く花粉症の注射とは

よく効く花粉症の注射とはケナコルトAを筋肉や下鼻甲介に注射する治療法です。ケナコルトAを下鼻甲介に注射して眼動脈閉塞による失明例の報告があるそうです。こわいなあ。私のところでもケナコルトをうって欲しいという方は多い。しかしすべて断ってます。すると皆さんご来院されなくなります。アトピー、喘息、花粉症つらいのは分かっているが断ります。「ガイドラインで打つな」と記載されているからです。一回の注射で楽になることがうける理由でしょうがそんなにおいしい話はありません。鼻噴霧用ステロイドは全身に回るステロイドとは大違いです。ヒスタグロビン以外ではノイロトロピンもあるそうです。ノイロトロピンとヒスタグロビンは同じ会社が販売しています。MRさんにうかがいましたがアレルギー疾患にはヒスタグロビンの方がお勧めだそうです。ノイロトロピンは整形外科領域で多用されているそうです。ヒスタグロビンはワンクール六回でまず行うものですから一・二回でスギ花粉に効くはずがありません。全身に投与するとステロイドは持続的に効果も副作用も持続します。ステロイド半量とポララミン半量ののセレスタミンも要注意です。点眼のステロイドの場合も眼圧上昇リスクと感染のリスクがある。