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ムコスタ点眼液の季節ですが

私が在住する兵庫県姫路市は寒い。市の財政も寒いらしいが気温が低い。寒いからエアコンや床暖が入る。普段の年は空気が乾くが雪や雨は降らない。カラカラである。ムコスタ点眼液が発売されて1周年です。確かに著効例がある。「作用機序不明」と言う面白い薬なのでどんな方に効くかさっぱりわからない。しかし、女性に効くことは間違いない。シェーグレン症候群や糸状角膜炎にも効く。少数だが一年間一日四回きっちり入れておられるご婦人もおられます。「先生はよい薬やというたけどあかんわ」とおしかりを受けることもたびたびある。「朝目を開けると気持ち良い。」こんなお言葉をいただきました。これが男性ですと「ムコスタ点眼液はよその眼科で2回ほどもらったがよくなかった」もういらんわと言われてしまいます。抗鬱剤や統合失調症のくすりを服用中の方にもムコスタ点眼薬著効例がある。ムコスタ点眼液の作用機序として抗酸化作用が挙げられています。言葉をかえれば抗炎症作用です。そしてさらに粘膜に働く。ジクアス点眼液はP2Y2受容体に働きます。この二つがムコスタ点眼液とジクアス点眼液の違いと考えられるようになっています。この頃眼科はふだんより何処もすいてるそうです。昨年の今頃はモットドライでした。最近雨が多いのでドライではありません。患者さん激減です。昨日久しぶりにプラグを入れました。しかし、最近ブログに不審な検索があります。島根県から毎日検索する人、HPの予防接種を10人の人は見ています。昨日治際位にお越しになった方は3人です。毎日10人検索して3人しかお越しにはならない。摩訶不思議。