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受験生とインフルエンザ予防

今日は私の居住する兵庫県姫路市では早くも私立中学受験です。第一志望とされる方には大きな意義を持つ日です。今日から診察です。ノロウイルスもインフルエンザウイルスも怖いそして私は。生ぬるいが送り迎えは必要である。デンカ生研の添付文書を見てもA型は83パーセント。B型は55パーセンしか予防できない。周りにインフルエンザが発生し何とか親としてできないか?イナビルの予防投与である。耐性菌の問題など副作用の問題さらに予防だから保険適応外で自費という問題もあり推奨するわけではありません。昨年に比べて近畿統一試験日が1月19日と大きく遅れることし学校が始まり約2週経っている。昨年つまり2011から2012年は1から3月にピークがきました。更に流行したのがH3N2とB型でした。A型から始まりめまぐるしく変化しました。2005から2006年にはアマンタジン耐性インフルエンザ、2008年から2009年にはタミフル耐性インフルエンザ〔H1N1〕など体制が生じたのも事実です。画期的なインフルエンザの注射薬ラピアクタを何人かに使用してみましたが一日以内で解熱しませんでした。ラピアクタは小児に確実に投与できるとされています。注射ですから吸入よりも確実です。子供はあっという間に脳炎になることがあるようです。抗インフルエンザ薬を投与しても間に合わない。予防接種とことない単なる熱を下げる薬です。さらに新しい抗インフルエンザ薬RNAポリメラーゼ阻害薬ファビピラビルが承認申請中だそうだがどんな薬でしょう。