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ドライアイの悪循環

ドライアイの悪循環とはなんのことでしょう。言葉を変えると「コアメカニズム」のことです。コアメカニズムのコアとは核です。核となる機序です。ヒアレイン点眼液発売当時患者さんが受診時大阪の大学病院にお持ちになりそこでよい目薬をお使いですねといわれ御本にが嬉しそうであった。今やそのヒアレイン点眼液も水分子を引き寄せるだけの補水剤、良くても眼表面の涙液層の安定性の低下改善剤ということになっている。それに対しジクアス点眼液はP2Y2受容体に作用し、結膜上皮細胞から水分、結膜杯細胞から分泌型ムチンの分泌を促進します。さらには眼表面に膜型ムチンを分泌したり、上皮の水濡れ性を改善する可能性があります。ドライアイの悪循環をドライアイの「コアメカニズム」といいます涙液層に安定性を与える薬それがジクアス点眼液です。ジクアス点眼液は水とムチンの両方を分泌します。TFOT〔tear film oriennted therapy〕時代が日本のドライアイ治療の中心となりそうです。涙液層の安定性に注目するのが日本流、涙液層の浸透圧に注目するのがアメリカ流です。日本ではドライアイに免疫抑制剤を用いるとなると大きな手交換を持つ日が多いことであろう。