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漢方薬と月経・頭痛

東洋医学で月経痛を治療しているひとは少なくない。ロキソプロフェンはプロドラッグです。胃腸にやさしいはずですが服用して胃腸障害を起こす人もいる。ロキソプロフェンが飲めるなら問題ない。何にも考えない漢方薬なら芍薬甘草湯です。体質と痛みの時期を知らべると次のようになります。気滞では月経前に痛みが強い。つまり月経前緊張症という状態が多い。下腹部に気滞による瘀血がたまっていると考えます。瘀血の体質では月経中の痛みが強くなります。そして三日ぐらい経つと痛みは減ります。月経血として瘀血が体内から出て行ったと考えます。血虚では月経後に痛みが強くなります。月経により血液を失うからです。気血両虚の状態になります。ここから先の考え方は以前述べた漢方周期療法をおすすめします。その他、月経と関係するものとして頭痛があります。排卵日や月経初日前後でエストロゲンの急激な変化が変動時には偏頭痛の頻度が高くなるとされています。