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三千仏礼拝行

三千仏礼拝行は在家の方には全く馴染みがないものと思っていましたが今は一般の方にも参加していただく時代なんですね。三千仏礼拝行は五体投地といい、立ったり座ったりを繰り返します。大変きつい修行です。わたくしは平成3年に研修医が終わり当時の神戸市立中央市民病院で研修医が終わった時期、比叡山の横川にある行院で三千仏礼拝行を行いました。投地ですから膝から倒れていきます。倒れ込む方が楽ですのでみんな修行中で疲れているので膝を痛めて修行を困難にすることもあります。当時まだ30歳くらいでしたがわたくしも普段は運動などしない生活でしたので顔色が青いと先生に心配されました。先生は今は比叡山延暦寺で大変えらい方になられています。厳しい中での優しさがありました。午前と午後500仏の名前を唱えながら立ったり座ったり繰り返していました。そのあと筋肉痛がひどかったのは言うまでもありません。姫路西高の校訓である質実剛健と比叡山延暦寺での修行たいへん似ています。人間外観で判断してはいけません、市内で老人施設を経営されている方がおっしゃっておりました。苦しいときは比叡山の横川での修行を思い出しています。うちの子も修行できたらよいのになあ、もっと強い人格形成ができるのにと思います。