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インフルエンザのくすり

インフルエンザの薬で昨年用いたものはラピアクタとイナビルです。ラピアクタは30分の点滴です。小さなお子様でも確実に血管の中に投与可能です。イナビルは薬剤師の指導力が大きい。近くの保険薬局へ行くと指導してもらえなかったとのことで戻ってこられた人がいた。吸入薬は喘息でも同じですが薬剤師さんの服薬指導力が大きくものを言います。吸入にはコツがあります。さて漢方の麻黄湯はいかがでしょうか?ウイルス感染のすべてのサイトカインストームを抑える力があります。葛根湯に比べサイトカインストームの抑止力が麻黄湯の方が強いとされています。葛根湯によるインターロイキン12は肺炎抑制効果があるそうです。しかし、漢方でインフルエンザ脳症を抑えることができるか発熱による熱性けいれんのリスクを高めることは無いか?しかし、有熱期間は抗インフルエンザ薬と漢方薬では同等であることが知られています。さらには麻黄という生薬には抗ヒスタミン作用があり鼻汁も改善します。昨期のインフルエンザは咳が止まらず困られた方が多かったと思います。カフコデより漢方薬のほうがよかったかも?と思います。EBMばかり気にすると漢方が漢方らしくなくなってしまいます。「インフルエンザ予防接種料金 2012年姫路 一番安いところ」と検索されていましたので同じように検索しましたところうちがでてきましたよ。