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子供の体質

子供の体質を漢方的な見方をするとどんな言葉が当てはまるでしょう。子供の身体発育から1、純陽 2、稚陰稚陽 3、発育迅速、4、二余三不足等とよびます。純陽とは何か?陽とは暖かいものという意味です。稚陰稚陽とは陰陽論の陰も陽も幼稚というか陰陽ともに未熟という意味です。3、発育迅速は発育が早い四、二余三不足肝と心は高ぶり、三不足は脾、肺、腎をさします。子供の精神発育の特徴は魄の赴くままに生きている。魄から生じた魂が経験を積んで育ってゆくのです。陰陽は絶えずペアです。最近忍耐力のない子供が多い。うちの子も例外ではありません。だから公文やめたいといってもやめさせません。肝の魂の働きが忍耐力と勇気です。肝が弱い子が増えているのでしょう。肝は五味でいうと酸味です。もっとすっぱいものを取るとよいかもしれません。社会性、情意機能、知的機能が心の働きの三要素です。うちの子供たちにはかけています。情意とは感情と意志を合わせた言葉です。情意機能が安定しないと社会性は身につかないのでしょうね。